カフェ開業開店|カフェ業態の成功ポイント
カフェ業態はランチ営業を収益の主とするか、ディナー営業を収益の主とするかにより成功ポイントが分かれます
ソフトドリンクメインにするかアルコールの販売に力を入れるかの違いとも言えます
ソフトドリンクとカフェ飯をメインにするのであればランチ帯が売上のメインになります
ディナー帯を売上のメインにするのであれば、ランチ帯の営業品目にアルコールの消費を促すメニューが必要になります
大切なことは、どの業態にも共通することですが、目指すカフェのイメージをハッキリさせることです、
要するにコンセプトを決めましょう!
ソフトドリンク主体で行くのか? 夜も使えるようにアルコールも扱うのか?
この選択により出店立地と営業時間が決まり、マーケットバランスを検証します
マーケットバランスとは出店したいエリアに、販売したい時間帯に売上を確保するに必要な人口とモチベーションが
実在しているかを検証することです
現在、絶対人口が少なくても店舗がオープンすることで十分な客数を誘致できるようであれば問題有りませんが、
盛業するまでは多少の時間が必要になります
次にターゲットと設定している世代を集客できる場所かを検証しましょう
これは、数日間そのエリアを散策すればすぐにわかることと思います
次はメニューですが、メニューはコンセプトを具体的に表現する、又、表現できるものです
あなたの思いをこめて一番自信が有り、得意なメニューを組み込みましょう
カフェ業態は、商品カテゴリーが固定化されていない非常に自由度とオリジナリティを発揮しやすい業態ですから、
素敵なメニューを組み上げて下さい
自分が一番心地よいコンセプトを作り、楽しいメニューと
寛げる空間作りを心がけましょう
カフェ業態は、時間消費型業態です
ゆっくりと時間を過ごすための業態です
たとえ、ランチの1時間といえども、その時間を有意義に使いたいと消費者は思っています
時間を気にせずゆっくりと使えることが、カフェ業態の最大の魅力です
ですから、消費者のその心理を考慮して業態開発とメニュー開発を行ってください
都心の店舗ではテラス席を設置することは有効な集客ツールになります
東京以外の立地ではテラス席はそれほど有効に作用しません
都心以外でテラス席を設置する場合は、外部からの視線を遮断する気遣いが必要になり、視線を遮断できればテラス席は
有効に作用します
カフェ業態は低投資な開業が可能であり、ランニングコストも低い優秀な業態です
経営者の個性を十分に発揮し、魅力的で楽しく美味しい商品を開発し、寛ぎ感の
提供と積極的なコミュニケーションを図り差別化することが、成功ポイントになります