クレドマネジメント

飲食店開業開店支援・飲食店経営支援

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飲食業の成功要因コンセプトの樹立と業態開発

コンセプトの重要性は、皆さんもうお分かりと思います
でも、わかっているはずなのに、コンセプトをキチンと文書化していない企業は非常に多いものです

それは、何故かと言うと、実はコンセプトの作り方を知らない、又、やったことがない方が思いのほか多くいらっしゃるからです

鼻息荒く、大上段に構えて、“今回の業態のコンセプトは・・・” と考えてしまい、
結果、迷宮に入りこみ、特に幹部スタッフの方等は社長プレゼンなどとなりますと、
キリキリと胃が痛む思いをされていることと思います

コンセプトとは、大げさに考えることではなく、マクロからミクロへの仮説であり
関係する全員が同じ認識を持つためのシンプルな作業です

マクロとは外部環境や、消費の動向、同業の傾向や地域の状況などであり
ミクロとは、外部環境を分析した結果、この出店地域にはこの業態が、この商品が、価格は、店内環境は、販売手法と 販促の手法はと設定し、そうすれば早い段階で認知されるであろうと、仮説を立て関係者全員で1つ1つ検証をしていく作業です

ですから、検証の段階でコンセプトは変更になって一向に構わないものです

時々、“コンセプトと違う”などと、初期段階のコンセプトに固執するシーンに出くわしますが、この段階では固執しすぎず、 柔軟な対応とやわらかい発想を大切にしましょう

ただし、

検証の結果、決定したコンセプトがブレる事は絶対あってはならないことです

コンセプトを決めると言うことは、全ての判断基準を明確にすることであり、
途中でブレが生じると、その後の開発業務が全てブレてきます

オープン後の状況を分析し、予想と違う結果が出た場合でも、コンセプト自体が
シッカリしていれば、どの部分を変更することが必要かが短期間で解明されます

コンセプトがシッカリしていれば、業態開発も比較的スムーズに進行します

開発段階では、タブーを設けず色々なことにチャレンジしてみましょう

我々は、お客様に楽しんでいただく施設を作っております

ですから、経営者も開発担当者も、眉間にしわを寄せることなく、
楽しんで開発業務にあたりましょう

まず、最初に自分たちが楽しむことが大切です
自分たちが楽しまないで開発した業態では、お客様も楽しめませんよ

ここで一つアドバイスを

経営者の業務の本質は、判断業です

最終的な決裁権は全て経営者にあります
ですから、経営者は誰よりも悩むんです!
成功したいから、少しでも成功の可能性を拾いたいから、責任があるから、
欲も人一倍強いから、負けたくない恥をかきたくないと思っているから

悩んで良いんです!

お客様を思い、経営する会社の成長を願い、従業員の雇用の安定と生活の保障の重責を背負い、 少しでも可能性の高いものを最後の最後まで模索しまくる

それが経営者です

ですから、最後の最後まで悩むんです
でも、それでいいんです
それじゃなきゃ駄目なんです

そこまで、真剣に深く深く思慮を重ね、仮説をたて検証をし、調査と相談を重ね
その結果、繁盛業態は生まれるんです

経営者のその熱意と情熱、理念と信念がビジネスの成功を引き寄せます

大いに悩んでください!真剣に業務に没頭してください!
全ては、成功のために必要なステップです

とことんお付き合いしますから
社員の方はチョット大変ですが、社長にお付き合いしてくださいね


商品開発と販売戦力
須田光彦 須田 光彦
「私が責任を持ってお答えいたします」
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